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私にもわかる(かな)アメリカ大統領選#2016

アメリカ新大統領の誕生は2016年11月8日。在ロサンゼルスのノンポリが、渡米16年目にして初めて大統領選を追っかけます。大統領選、私にもわかるかしら?


ヒラリーの健康問題で行方が見えない大統領選

 夏の終わりを告げるレーバーディ(9月5日)後、大統領選は終盤戦に入るといわれますが、別段パッとするニュースもないまま1週間が過ぎたなあ〜と思っていたところ、凄いニュースが入ってきました。一昨日9月11日に、ヒラリー・クリントン民主党大統領候補)が、ニューヨーク米同時テロ追悼式典で、体調を崩し途中退出というビッグ・ニュースです。日本でも大きく報じられたので、映像をご覧になった方も多いでしょう(↓)。


SHOCK VIDEO: Hillary Clinton Collapses Leaving 9/11 Memorial

 よれよれですね。倒れこむように車に乗り込んでいます。実は、この前日、テレビニュースに映ったヒラリーの映像に、「ずいぶん疲れているね」と夫婦で話していた矢先の出来事でした。この日のよれよれ&ぐんにゃりは、熱中症による脱水症状や、前から患っていた肺炎が原因の由。ヒラリーは直後から、娘、チェルシーが住む市内の自宅で休息、治療。その後、(サングラスをかけたままでしたが)回復した映像が報道されました。

 この式典には、ドナルド・トランプ共和党大統領候補も出席していました。こちらは元気。

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 ヒラリーは、国務長官時代に梗塞を発症していますし、パーキンソン病の噂(あくまで噂)もあります。また、トランプはこれまで「ヒラリーはスタミナがない」と盛んに攻撃してきました。それで、今度も猛攻撃と思ったのですが、「回復を祈る」と、氏らしくない極めて真っ当な対応。どうして?

 ヒラリー、68歳。トランプ、70歳。この2人、どちらが大統領になっても米国史上最高齢なんだそうです。また、過去の候補者たちに較べ、2人とも健康状態を〈あまり〉公表していません。トランプにいたっては、〈あまり〉というより〈ほとんど〉発表していない状態。そんなわけで、ヒラリーのよろりを機に、「納税記録と健康診断書」は明らかにすべきとの声が改めて高まっています(トランプは納税記録も未発表)。米大統領は公人中の公人であり、世界一の激務といわれますから当然でしょう。

 そして、どうやら両者とも近日中に詳しい健康診断書を公表するようです。

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 最近の報道では、誰に投票するか決めていない人が5人にひとり。通常の大統領選ですと、この時期に未定な人は10人にひとり弱なんだそうです。つまり2人とも〈過去にないほど不人気〉なのです。その上、共和民主両党大会後の世論調査では、ヒラリートランプを8%もリードしていたのに、その差が縮まり3〜5%と言われる昨今。ヒラリーさん、この状況で健康不安が出てきたのはいかにも痛いですね。

 どうなる大統領選? 夏休みに日本から家族が来て、「ヒラリーさんで決まりでしょ。日本ではそういう話でかたまってるよ」と言っていましたが、いえいえ、私は、まだまだ〈トランプもあり〉と見ています。