私にもわかる(かな)アメリカ大統領選#2016

アメリカ新大統領の誕生は2016年11月8日。在ロサンゼルスのノンポリが、渡米16年目にして初めて大統領選を追っかけます。大統領選、私にもわかるかしら?


上げ潮サンダース、ワイオミング州も制す。これで直近7勝1敗。

 民主党党員集会の結果が出ました。ワイオミング州でも、バーニー・サンダースヒラリー・クリントンに勝ちました。得票率はサンダースが55.7%、ヒラリーが44.3%です。サンダースは、これで直近の戦いが7勝1敗。上げ潮です。

 ただし、今日の獲得代議員数は7:7のタイと「ニューヨーク・タイムズ」は伝えています。民主党は、〈トップ総取り〉の州がある共和党と異なり、得票率に代議員数が比例する仕組みなのですが、州によって計算方法が細かく定められているようです。また、代議員の数え方は、開票直後は各メデイアによって異なったりします。

  【民主党2人の最近の獲得代議員数】

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 サンダース、今月19日の〈ニューヨーク決戦〉に弾みをつけましたね。上の表からもわかるように、サンダースの弱みは、党幹部や連邦議会議員から成る「特別代議員」(7月の党大会で投票します)からの支持が薄いことです。が、先ほど「POLITICO」が、「ミネソタ州の特別代議員ひとりが、サンダース支持に回る」と報じました。サンダース陣営の狙いは、こうして各州で勝利を重ね、特別代議員の気持ちを変えさせること。その意味で、ミネソタの一件はまさにビンゴです。そうはいっても、現実的にはヒラリーとの大差は否めません。しかし、7月までまだ3カ月もあるのでどうなるか? 今年の大統領選は、民主、共和両党とも最後の最後までもつれ込みそうです。

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